【2月13日 CGTN Japanese】中国国家移民管理局はこのほど、警察犬15頭に第1陣となる「功勲犬」の称号を正式に授与しました。

 犯罪容疑者の捜索・追跡の過程で重要な役割を果たした警察犬や、大量の麻薬や爆発を引き起こす可能性のある危険物などの押収に協力した警察犬、重要な警備任務に何度も当たった警察犬が表彰されています。中でも、際立った活躍を見せた2頭を紹介します。

 雌のベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア「鷹空(インコン)」は、中国南西部の雲南省保山国境管理支隊の芒顔国境検問所に所属する警察犬で、長年にわたって麻薬取り締まりの現場で活躍しており、警察官に協力して累計4件の麻薬密輸案件を摘発し、計73.86キロの麻薬を押収し、麻薬取り締まりの現場で活躍する無言の英雄と呼ばれています。

 ラブラドールレトリバーの「黒壮(ヘイチワン)」は爆発物探知犬です。国家移民管理機構の主催による第1回警察犬実戦試合で団体2等賞と特別賞3等賞を受賞したことがあります。「黒壮」はこれまでに延べ1000回以上出動し、3000台以上の車両、2000点以上のスーツケース・カバンを検査し、警備・保安任務を複数回遂行し、安全保障の現場にいる頼もしい存在となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News