【2月12日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは11日、第23節の試合が行われ、首位アーセナル(Arsenal)は1-1でブレントフォード(Brentford FC)と引き分け、再びつまずいた。

 1月にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)から加入したレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)の移籍後初ゴールで先制したアーセナルだったが、アイバン・トニー(Ivan Toney)に同点ゴールを許し、イングランドFAカップ(FA Cup 2022-23)のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦、前節のエバートン(Everton)戦の黒星に続いて公式戦3試合未勝利となった。

 2003-04シーズン以来となるリーグ制覇を目指すアーセナルだが、昨季王者で2位につけるシティが12日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦で勝利すれば、その勝ち点差は3に詰まる。アーセナルは15日に、シティとのタイトル争いを左右する一戦を控えている。

 一方、胆のう炎の手術から指揮官のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が復帰したトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は、1-4でレスター・シティ(Leicester City)に敗れた。

 前節シティに1-0で勝利したトッテナムは、16分にロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)のゴールで先制。しかし、23分にナンパリス・メンディ(Nampalys Mendy)に同点ゴールを決められると、その2分後にジェームズ・マディソン(James Maddison)に逆転弾を許した。

 レスターはその後、前半アディショナルタイムにケレチ・イヘアナチョ(Kelechi Iheanacho)が3点目を決めると、81分にはハーヴェイ・バーンズ(Harvey Barnes)が4点目を挙げた。

 またチェルシー(Chelsea)は1-1でウェストハム(West Ham)と引き分け、リーグ戦ここ3試合で勝利から遠ざかっている。ジョアン・フェリックス(Joao Felix)の加入後初ゴールで先制したチェルシーだったが、エメルソン・パルミエリ(Emerson Palmieri)に同点弾を許した。(c)AFP