【2月12日 AFP】サッカー元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)氏が、自宅で転倒して「深刻」な状態にあると、イタリアメディアが11日に報じた。

 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)などを率いた実績を持つ69歳のザッケローニ氏は、頭部を負傷し、伊チェゼーナ(Cesena)の病院で集中治療室に入っているという。

 ザッケローニ氏は、1998-99シーズンにミランをセリエA優勝に導き、その後にインテル(Inter Milan)やユベントス(Juventus)の監督を経て、日本代表の指揮官に就任。2011年にアジアカップ(2011 AFC Asian Cup)のタイトルを獲得し、2014年ブラジルW杯(2014 World Cup)でも本大会でチームを率いた。

 ザッケローニ氏が監督を務めたクラブの一つであるウディネーゼ(Udinese)は、ツイッター(Twitter)で「一刻も早い回復」を願い、「ウディネーゼの全員で、アルベルト・ザッケローニと、難しい状況にある彼の愛する人たちに最大限の祈りを送る。あなたにはわれわれがそばについている、コーチ!」と呼び掛けた。(c)AFP