中国記者がトルコとシリアの震災地を取材 氷点下の寒さ追い打ち
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【2月10日 CGTN Japanese】トルコで大地震が発生した後、トルコ災害緊急事態対策庁は各自治体と調整し、被災者に安全な住まいを提供するための臨時避難所が緊急設置されました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ、CMG)の記者は現地時間8日、甚大な被害を受けた被災地の一つであるアダナ県アダナ市にある臨時避難所を訪れました。
現在、アダナ市で一番大きな被災者のための仮設住宅は、もともと公園で、ここには計196張りの仮設テントが設営され、2000人以上が避難しています。アダナ市の夜は気温がほぼ氷点下まで下がり、被災者のアイデンさん一家と妹の一家は3世代、計6人が一つのテントに詰め込まれて寒さに耐え、食糧と防寒着も足りず、余震への懸念もあって心身ともに疲弊していました。アイデンさんは「私たちには暖房、食べ物、そして衣服が必要で、今は火を焚いて暖をとるしかない」と語りました。
シリアのアレッポ地区では、地震発生後、多くの被災者が家を失っており、西側諸国による長期間の制裁で、地元政府もテントなどの救援物資が不足しているため、多くの被災者が避難できないままになっています。現地は夜間の気温が氷点下にまで下がり、被災者は屋外の避難所で夜を過ごさざるを得ません。被災者のシャハールさんは子どもが寒さで病気になるのを心配しながらも、できることは、子供が夜寝る時に寒風をさえぎることができるよう、ナイロン製のロープやビニールシートを集めて、避難所にある児童遊園の施設の鉄柱にくくりつけ、粗末なテントを作ることだけです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News