【2月8日 AFP】アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイの南米4か国は7日、2030年のW杯(2030 World Cup)の共催招致活動を正式に開始した。

 同大会は、1930年にウルグアイ・モンテビデオで第1回大会が行われてからちょうど100年目に行われる。

 国際サッカー連盟(FIFA)が来年に開催地を決定するのを前に、競争は激化しており、南米4か国の主なライバルは、スペイン、ポルトガル、ウクライナの共同招致で、欧州サッカー連盟(UEFA)の後押しを受けている。また、サウジアラビアが、エジプトとギリシャとの共催立候補を検討している。

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス(Alejandro Dominguez)会長は、アルゼンチンサッカー協会(AFA)の本部で行われた招致開始の式典で、「FIFAには第1回W杯を開催した国の記憶を称賛する義務があると確信している」と述べた。(c)AFP