【2月5日 AFP】チリ中部で森林火災が発生し、4日までに少なくとも死者23人、負傷者979人が確認された。

 マヌエル・モンサルベ(Manuel Monsalve)内務次官によると、4日時点で火災が起きているのは232か所で、うち16か所は同日、新たに発生した。

 ガブリエル・ボリッチ(Gabriel Boric)政権はこれを受け、ニュブレ(Nuble)、ビオビオ(Biobio)両州に加え、アラウカニア(Araucania)州を激甚災害地に指定した。これにより、大統領は消火活動に軍を動員できるようになった。

 チリは現在、高温天候に見舞われており、最高気温は40度に達している。(c)AFP