【2月2日 AFP】22-23フランス・リーグ1は1日、第21節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-1でモンペリエ(Montpellier HSC)を下したが、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が負傷交代し、勝利に影を落とした。

 エムバペは前半中盤に足を引きずりながら途中交代。太もも裏のけがとみられ、14日にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)決勝トーナメント1回戦第1戦を控える中でチームに暗雲が垂れ込めている。

 この日は交代前の8分にPKのチャンスがあったが、相手GKベンヤミン・ルコント(Benjamin Lecomte)にセーブされた。1本目は止められた後に蹴り直しとなったが、2本目も弾かれ、ボールはポストをたたいた。

 PSGを率いるクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督は試合後、エムバペのけがは筋肉の問題ではなく打撲だと説明し、詳細は分かっていないが「そこまで心配していない」と話した。

 チームは54分にファビアン・ルイス(Fabian Ruiz)が先制点を挙げると、71分にルイスのアシストからリオネル・メッシ(Lionel Messi)が今季公式戦14ゴール目となる追加点を記録。その後1点を返されたが、後半アディショナルタイムに16歳のウォーレン・ザイールエメリ(Warren Zaire-Emery)がゴールを奪い、勝利を決めた。

 その他の試合では、2位ランス(RC Lens)が0-1でニース(OGC Nice)に敗れ、ナント(FC Nantes)を2-0で下したオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)がランスを抜いて2位に浮上。この結果、PSGはリードを3ポイントから5ポイントに広げている。(c)AFP/Andy SCOTT