【1月29日 AFP】韓国北東部の江原道(Gangwon-do)の南北境界線近くで28日夜、韓国兵1人が訓練中に誤って発砲し、韓国軍が北朝鮮側に意図的なものではなかったと通報する「事故」があった。聯合(Yonhap)ニュースが韓国軍当局者の話として報じた。

 聯合によると、韓国兵は実弾を4発発射。すべて韓国側に着弾し、被害はなかった。兵士の所属部隊は直ちに北朝鮮側に通報するとともに、警戒態勢に入った。

 韓国軍関係者は「北朝鮮側に特異な兆候は見られない。事故の状況については調査中」としている。(c)AFP