【1月29日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の女子シングルスで新女王になったアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が、ビクトリア州王立植物園(Royal Botanic Gardens Victoria)で写真撮影に臨んだ。

 逆転で優勝を決めた前日の夜はほとんど眠れなかったというサバレンカだったが、翌朝にはそれを感じさせない様子で、AFPの質問に対しては「まだ何が起こったのか理解しようと必死になっていて、別の惑星にいるような気分」と応じた。

 華やかなピンクのドレスに身を包み、いつものテニスシューズではなくハイヒールを履いたサバレンカは、優勝トロフィーのダフネ・アクハースト・メモリアル・カップ(Daphne Akhurst Memorial Cup)を手に握りしめ、ボートに乗って湖を周遊した。

 30日に発表される世界ランキングで2位に浮上するサバレンカは、カメラの前で難なくポーズを決めて新たな一面を披露。12時間前にフルセットマッチを戦って体が硬直しているはずだったが、ハイキックまで披露した。

「どうやったらまだそんなことができるの?」と問われたサバレンカは「全然わからない」と少し弱々しくも元気に応じ、シャンパンのボトルを振った。

 また、メジャー大会制覇の栄誉を楽しんでいるかと問われるとこう答えた。

「人生で最高の朝だと思う。とても美しい」 (c)AFP