【1月28日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は27日、W杯カタール大会(2022 World Cup)のガーナ戦後に審判へ抗議したウルグアイのディエゴ・ゴディン(Diego Godin)やエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)ら4選手に、出場停止処分を科した。

 ウルグアイはグループリーグ最終戦のこの試合で3点差をつけて勝利すれば決勝トーナメント進出が決まったが、2-0で勝利に終わり敗退が決定。試合後に激怒したウルグアイの複数の選手が主審を取り囲むと、カヴァーニはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のモニターを倒し、ピッチを後にした。

 カヴァーニとゴディンには1試合の出場停止処分と社会奉仕活動の実施、および1万5000スイス・フラン(約211万円)の罰金が科された。また、ホセ・マリア・ヒメネス(Jose Maria Gimenez)とフェルナンド・ムスレラ(Fernando Muslera)には4試合の出場停止と2万スイス・フラン(約280万円)の罰金、「コミュニティーへのサッカー奉仕活動」が命じられた。

 これに加え、ウルグアイサッカー協会(AUF)には、「サポーターの差別的言動」と「選手の不祥事」により5万スイス・フラン(約700万円)の罰金と、次のホームマッチでのスタジアム一部閉鎖処分が言い渡された。(c)AFP