【1月27日 CGTN Japanese】中国南西部に位置する四川省(Sichuan)の自貢市(Zigong)では春節の大型連休中にランタンフェスティバルが行われています。中でも、子どもの絵画作品をモチーフにして作られた大型ランタンセットがネット上で話題となっています。「入選した子供は一生自慢できるかも」などと応援のコメントが多数寄せられました。

 自貢ランタンフェスティバルは2020年から一般向けの作品募集を開始し、昨年にも多くの幼稚園児や小学生の奇抜な発想がランタンに取り入れられました。ランタンに描く今年の絵のテーマは卯年にちなんだ「ウサギ」です。かわいいウサギや、魔性のウサギ、独創的な姿のウサギなどが職人の手によってきれいなランタンに仕上げられました。

 自貢市でランタン関連業界に従事している人は10万人を超えています。この作品募集イベントは、「絵にできたものは(ランタンに)作りあげる」と、職人の技を十分披露するとともに、後継者育成という意味合いもあり、子どもたちにランタンに興味を持ち、この町に誇りを持ってほしいとの願いが込められています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News