【1月27日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は26日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と第22シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)がそれぞれストレートで勝利し、決勝へ駒を進めた。

 24歳のサバレンカはノーシードのマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)を7-6(7-1)、6-2で下し、初の四大大会(グランドスラム)決勝に進出した。サバレンカは前哨戦のアデレード国際1(Adelaide International 1 2023)で優勝しており、これで今季開幕からの連勝を10に更新。その間1セットも落としていない。

 一方、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)を制した23歳のルバキナは、2度の全豪オープン優勝を誇る第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に7-6(7-4)、6-3で勝利した。

 ルバキナは4回戦で現全仏オープン(French Open 2022)、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)女王のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)、準々決勝で2017年の全仏を制したエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を下しており、3戦連続でグランドスラム優勝経験者を倒しての決勝進出となった。

 決勝は28日に行われる。サバレンカとルバキナはともに強打を誇り、激しい打ち合いが予想される。(c)AFP