【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は24日、男子シングルス準々決勝が行われ、第18シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)は、7-6(7-5)、6-3として迎えた第3セットのゲームカウント3-0の場面で第29シードのセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)が負傷棄権したため、準決勝進出を決めた。

 四大大会(グランドスラム)では昨年9月の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)に続いて4強入りを果たしたハチャノフは、決勝進出を懸けて第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)とノーシードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)の勝者と対戦する。

 第2セット途中に手首の負傷で治療が必要となり、第3セット途中で棄権を申し出たコルダは、1998年大会の父ペトル(Petr Korda)に続く全豪オープン制覇の夢が散った。

 東京五輪銀メダリストでツアー通算4勝を誇るハチャノフは、「率直に言って気分がいいし、自分の戦いぶりに本当に満足している。オーストラリアでは初めての準決勝が楽しみだ」とコメントした。(c)AFP