【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、初出場のベン・シェルトン(Ben Shelton)がJJ・ウルフ(J.J. Wolf)との米国勢対決を6-7(5-7)、6-2、6-7(4-7)、7-6(7-4)、6-2で制し、準々決勝進出を果たした。

 全豪オープン初出場での8強入りは、2011年のアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)、18年のテニス・サングレン(Tennys Sandgren、米国)、21年のアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)に続き、この20年で4人目の快挙。今回が初の国外遠征となる20歳の快進撃が、さらに勢いを増している。

 シェルトンは今大会が自身2回目の四大大会(グランドスラム)で、米フロリダ大学(University of Florida)でプレーしていた昨年のこの時期の世界ランキングは569位だったが、すでに同89位まで順位を上げ、急速に評判を高めている。

 4強入りが懸かる次戦は、再びノーシードの同胞トミー・ポール(Tommy Paul)か大会第24シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)と対戦する。(c)AFP