【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は22日、男子シングルス4回戦が行われ、21歳のイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)が4-6、6-3、7-6(7-2)、7-6(7-3)で大会第6シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を破り、わずか5度目の四大大会(グランドスラム)出場にして初の準々決勝進出を果たした。

 レヘチカはこの1年で世界ランキングを70上げ、現在は71位につけているが、去年出場したグランドスラムではいずれも初戦敗退。だが、今大会ではマスターズ1000(ATP Masters 1000)優勝経験者のボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)とキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を破ると、この日はオジェ・アリアシムを相手に番狂わせを演じ、トップ10選手からキャリア初勝利を挙げた。

 試合後には「正直、信じられない。昨年は1回戦で負けたし、大会前にこのようなプレーができると言われても信じなかっただろう」と話し、「本当にうれしいし、興奮している」と喜んだ。準々決勝では、第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)対第15シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)の勝者と顔を合わせる。(c)AFP