【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第5シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)が6-3、3-6、6-3、4-6、7-6(11-9)で第9シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)との接戦を制し、準々決勝へ駒を進めた。

 ルブレフは最終セット、ルーネのサービングフォーザマッチでブレークに成功すると、さらに2本のマッチポイントをしのぎ、最後はスーパータイブレークの末に元ジュニア世界ランキング1位同士の一戦を制した。

 ルブレフの8強入りは、全豪オープンでは2度目、四大大会(グランドスラム)では7度目。次戦は初のグランドスラム準決勝進出を目指し、9度の全豪制覇を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)の勝者と対戦する。

 ルブレフは3時間37分の激闘を終え、「ジェットコースターのような試合というより、頭に銃を突きつけられた感じだった。ジェットコースターはもっと簡単だ」と疲れた様子で話しつつ、「このような試合に勝ったことは今までなかったと思う」と喜んだ。

「第5セットで2-5となり、5-6の場面では相手に2本のマッチポイントがあった。スーパータイブレークでは3-7になった。言葉が見つからない。震えているよ」 (c)AFP