【1月23日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは22日、第21節の試合が行われ、首位アーセナル(Arsenal)はエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)のゴールでマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との熱戦を3-2で制し、1試合消化が少ない中で後続との勝ち点差5を維持した。

 試合はアウェーのユナイテッドがマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の強烈なミドルシュートで先制すると、アーセナルはその7分後に見事な崩しからエンケティアのヘディングシュートで追いついた。

 アーセナルは後半開始早々にブカヨ・サカ(Bukayo Saka)がゴール下隅にミドルシュートを突き刺し、逆転に成功すると、今度はユナイテッドがCKからのルーズボールをリサンドロ・マルティネス(Lisandro Martinez)が頭で押し込み同点。

 それでも攻勢を強めるアーセナルは終了間際、マルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)のシュートをエンケティアが流し込んで勝ち越した。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるオフサイドのチェックが入ったが、そのまま得点は認められ、これが決勝点となった。

 ユナイテッドは公式戦11試合ぶりの黒星を喫し、1試合消化が多い中でアーセナルと11ポイント差の4位に後退。10年ぶりとなるリーグ優勝は現実的に厳しくなった。

 一方、2位のマンチェスター・シティ(Manchester City)はアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)のハットトリックでウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に3-0で勝利した。

 ハーランドはこれが今季リーグ戦19試合目で4度目のハットトリック達成となり、ゴール数も昨季得点王の孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)が記録した23ゴールを早くも抜き、25ゴールとしている。(c)AFP/Kieran CANNING