【1月22日 AFP】22-23イタリア・セリエAは21日、第19節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は2-0でUSサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)を下し、暫定ながら後続との勝ち点差を12に広げてタイトル争いでさらに優位に立った。

 前半終了間際にジョバンニ・ディ・ロレンツォ(Giovanni Di Lorenzo)、後半開始直後にヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)がそれぞれ得点したナポリは、雨の敵地サレルノ(Salerno)での完勝により、少なくとも勝ち点9差でシーズン後半戦へ折り返すことが決まった。

 今季19試合を終えて50ポイントを稼いだルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督率いるナポリは、24日に控える2位ACミラン(AC Milan)と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権を目指すラツィオ(SS Lazio)の一戦後に、どれほどのリードを築いているかを知ることになる。

 これは、昨夏に主要選手の退団を許し、サポーターがクラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス(Aurelio De Laurentiis)会長に対して公然と反旗を翻している中では驚くべき状況となっている。

 ディ・ロレンツォはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「シーズン前半の出来は素晴らしかった。オフシーズンに主力を多く失ったが、新チームはなんとかまとまって、とても力強くスタートした」と振り返った。(c)AFP