【1月22日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは21日、第21節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)とチェルシー(Chelsea)は0-0で引き分け、トップ4浮上の可能性がほぼいついえた。

 両チームは昨季のイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2021-22)とイングランドFAカップ(FA Cup 2021-22)決勝でも対戦し、スコアレスの末ともにリバプールがPK戦を制していたが、今回もお互いに均衡を破ることができず、4位との勝ち点差は10となった。

 敵地アンフィールド(Anfield)に乗り込んだチェルシーは、最大1億ユーロ(約140億円)の移籍金で獲得したミハイロ・ムドリク(Mykhailo Mudryk)を後半から投入。ムドリクはこの試合で最大のチャンスを手にしたものの、シュートはサイドネットを揺らすにとどまった。

 また、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)はこちらもクリスタルパレス(Crystal Palace)と0-0で引き分けた。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が22日に首位アーセナル(Arsenal)との一戦を控える中、ニューカッスルはクラブ歴代最長となるリーグ戦15試合無敗を記録。勝ち点で並んだユナイテッドを得失点差で抑え、暫定でリーグ3位に浮上したが、勝ち点2差をつけるチャンスは逃した。

 一方、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は、三笘薫(Kaoru Mitoma)が先制点を挙げたものの、レスター・シティ(Leicester City)と2-2で引き分けた。

 好調のブライトンは敵地で三笘が見事なシュートを突き刺して先制したが、レスターは前半のうちにマーク・アルブライトン(Marc Albrighton)が同点とすると、後半にはハーヴェイ・バーンズ(Harvey Barnes)が逆転ゴールを決めた。

 それでもブライトンは88分、10代のエバン・ファーガソン(Evan Ferguson)のポストに当たって入るヘディングシュートで勝ち点1を手にし、暫定6位に浮上した。(c)AFP