【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第31シードの西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は7-6(8-6)、6-3、6-2でマッケンジー・マクドナルド(MacKenzie McDonald、米国)を下し、自身初の四大大会(グランドスラム)4回戦進出を果たした。

 2回戦で前回王者ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を撃破したマクドナルドを退けた西岡は、ツアーレベルで日本人男子3人目となるマッチ100勝も達成。

 100勝の大台に到達した男子の日本勢は、これまで錦織圭(Kei Nishikori、431勝)と松岡修造(Shuzo Matsuoka、145勝)しかおらず、グランドスラムでの4回戦進出も、錦織(22回)と松岡(1回)に続く快挙となった。

 昨年の韓国オープン(Korea Open 2022)で2度目のタイトル獲得を果たした西岡は、準々決勝進出を懸けた4回戦で、第16シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)と第18シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)の勝者に挑む。

 その他のシード勢では、第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が6-2、7-6(7-5)、6-3でタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に快勝し、第15シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と4回戦で当たることが決まった。

 第6シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)も第28シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に6-1、3-6、6-1、6-4で勝利し、16強入りを果たした。(c)AFP