【1月19日 AFP】サッカーの規則作成を行う国際サッカー評議会(IFAB)は18日、来月開催される22クラブW杯(2022 FIFA Club World Cup)で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のレビュー後に下された判定について、スタジアムの観客が審判の説明を聞けるようにするトライアル実施を承認した。

 この日英ウェンブリー(Wembley)で行われたIFABの会合に出席した、イングランドサッカー協会(FA)のマーク・ブリンガム(Mark Bullingham)最高経営責任者(CEO)によると、ピッチ上での主審とVAR担当の会話は非公開のままとなるものの、モロッコで行われる同大会では議論の結果が観客に伝えられるという。

 同氏は「透明性の観点では重要だと考える。スタジアムの観客は現在、(VAR)判定について十分な情報を得られていない」と述べた。

 大会は2月1日に開幕する。(c)AFP