【1月20日 Xinhua News】中国音像・デジタル出版協会eスポーツ業務委員会はこのほど、2022年の中国eスポーツ産業の売上高が前年比14・0%減の1445億300万元(1元=約19円)だったと発表した。

 中国のeスポーツユーザー数は前年比0・3%減の4億8800万人だった。中国のeスポーツゲームのうち、タイトル数の多いジャンルはシューティングゲーム(全体の25・7%)、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(17・1%)、スポーツゲーム(10・0%)となった。

 eスポーツ大会の開催地では、開催回数が最も多かったのは上海市で全体の22・4%を占めた。四川省成都、浙江省杭州、広東省深圳の3都市は開催回数が全体の5%以上だった。

 22年はオフラインでのeスポーツイベントが開かれず、eスポーツ施設の多くが使用を一時停止し、選手のトレーニングや大会参加に影響した。企業間の事業提携も不調で、中国eスポーツ産業のユーザー数と売上高は前年比で減少した。一方、eスポーツインフラの整備が進み、eスポーツの価値と潜在力が国際的に広く認められるようになり、アジア競技大会の公式種目に採用されるなど、長期的な発展傾向は依然として良い方向に向かっている。(c)Xinhua News/AFPBB News