【1月18日 AFP】中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は17日、ギャングの取り締まりで逮捕していた約3000人について「無実」だったため、釈放したと明らかにした。

 ブケレ大統領は2022年初め、ギャングとの「戦争」を掲げ、構成員の取り締まりを実施。これまでに6万1000人以上を逮捕している。

 また議会は先週、非常事態宣言を来月15日まで延長した。同国では昨年3月下旬、ギャングによる殺人が急増しているとして、初めて非常事態宣言が出された。

 令状なしで逮捕が可能となる非常事態宣言については、複数の人権団体から非難されている。(c)AFP