【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は6-3、7-6(8-6)、6-7(5-7)、6-3でトマス・マハッチ(Tomas Machac、チェコ)を下し、世界ランク1位浮上の可能性がある大会のスタートを切った。

 翌18日の午前1時過ぎまでもつれた一戦を制したルードは、2回戦でジェンソン・ブルックスビー(Jenson Brooksby、米国)と対戦する。

 前哨戦のASBクラシック(2022 ASB Classic)で初戦敗退という予期せぬ結果に見舞われていたルードは、「良い大会にしたいと強く思っているし、良い出だしになったが、厳しい試合だった」と語ると、「長い一日になった」と続けた。

 ルードは昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)決勝でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れ、タイトルと世界ランク1位の座を手に入れることができなかった。

 アルカラスが負傷により今大会を欠場している中、ルードを含む3選手がトロフィーを掲げればランキング1位を奪取することができる。男子プロテニス協会(ATP)によると、ルードはノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が優勝しない限り、決勝に進出するだけでもナンバーワンが確定する。(c)AFP