【1月21日 CGTN Japanese】中国では初となる、砕氷機能を持つ大型設標船「海巡156」が16日、天津に配備されました。

 同船は長さ74.9メートル、幅14.3メートル、型深さ(船体中央における基線から上甲板梁の船側上面までの垂直距離)6.2メートルで、排水量は約2400トンです。完全な電気駆動船で、ダブルロータリーラダー推進システムを備えており、海氷域でも優れた操船性能を持ち、5ノット(1ノット=1時間に1カイリを進む速さ)の速度で厚さ0.5メートルの氷を割りながら進むことができます。寒波、強風、結氷などの悪条件下でも港や水路の円滑な航行と船舶の安全を確保できます。

 同船は今後、主に北方の凍結港や水路の航行補助設備のメンテナンス、緊急海上捜索・救助や海面清掃などに利用されるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News