【1月15日 CGTN Japanese】中国の原子力発電部門が最近発表した統計データによりますと、中国には商業運転中の原子力発電ユニットが54基あり、建設中の原子力発電ユニットが23基あります。昨年1~11月の原子力による発電量は前年同期比11.1%増の3780億4000万キロワット時で、電力構成に占める割合は5%前後に達し、10年前の約2%から大幅に向上しました。中国の電力構造に占める原子力発電の割合は2035年までに約10%に達する見込みだということです。

 原子力発電では石炭火力発電に比べ、100万キロワットあたり毎年600万トン以上の二酸化炭素排出量を削減でき、炭素排出削減効果が顕著です。安定した信頼性の高い、クリーンで低炭素のエネルギーとして、原子力エネルギーは中国のエネルギーがクリーン化・低炭素化に移行するための重要な選択肢となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News