【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、2年前のファイナリストで元世界3位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は、3-6、4-6、2-6で大会第5シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)に屈し、初戦敗退に終わった。

 2020年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)で優勝を飾り、全仏オープンテニス(French Open)でも2度の決勝進出を誇るティエムは、四大大会(グランドスラム)での戦績では上回るものの、現在のランキングではルブレフに大きく引き離されていた。

 2021年から22年にかけて9か月の戦線離脱を強いられた、手首のけがからの復活を目指す世界ランク98位のティエムは、36度の酷暑の中で同6位のルブレフに圧倒された。

 前哨戦の2試合に敗れていたルブレフは今年の初白星を挙げ、マックス・パーセル(Max Purcell、オーストラリア)とエミル・ルースブオリ(Emil Ruusuvuori、フィンランド)の勝者と対戦する。(c)AFP