英供与の戦車、ウクライナで「燃やされる」 ロシア大統領府
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【1月16日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は16日、英国がウクライナに供与を約束した戦車について、戦場で「燃やされる」運命にあると述べた。
英国のリシ・スナク(Rishi Sunak)首相は14日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と電話会談し、英陸軍の主力戦車「チャレンジャー2(Challenger 2)」14両を供与すると表明した。
これについてペスコフ氏は記者会見で、「特別軍事作戦は続く。こうした戦車は燃やされており、これからも燃やされるだろう」と述べ、一部の西側諸国が戦車を供与しても「戦況は変わらない。長引かせるだけだ」との見方を示した。
今月に入り、フランスが装輪装甲車「AMX-10」、ポーランドがドイツ製主力戦車「レオパルト(Leopard)」をそれぞれウクライナに供与する方針を表明しており、ロシアから非難を受けている。(c)AFP