【1月15日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは14日、第20節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はマンチェスター・シティ(Manchester City)とのダービーで劇的な逆転勝利を飾った。議論を巻き起こすビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によるブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)の同点弾に、シティは怒りを募らせている。

 今季2度目のダービーで、ユナイテッドは60分にジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)に先制点を許して追いかける展開となった。しかし78分、フェルナンデスが大いに議論の余地がある同点ゴールを決めると、82分にマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が逆転ゴールを挙げた。

 試合の分岐点になったフェルナンデスの得点について、シティの選手やジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は歯がゆい思いを抱いている。このとき、ラシュフォードがカゼミーロ(Casemiro)のパスに走り込んだことでオフサイドフラッグが上がったが、ラシュフォードは結局ボールに触れず、VAR判定でプレーに関与していないとみなされた。

 しかしシティ側は、明らかに同選手が守備陣の気を引いていたと断固として主張。グアルディオラ監督は、ラシュフォードの走り込みがマヌエル・アカンジ(Manuel Akanji)やGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)の対応に影響を与えたのは間違いないとし、「判定は主審、VARによるものだが、われわれはラシュフォードに合わせてラインを作っていた。フェルナンデスだと分かっていれば、ラインは作らずに動きを追ったはずだ。あの動きの後にエデルソンへの干渉もあった」と述べた。

 これで3位につけるユナイテッドは、2位シティに勝ち点1差と肉薄。一方で昨季王者のシティは、今節タイトル争いで大きく水をあけられる危機に陥っている。首位アーセナル(Arsenal)は15日にトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのノースロンドンダービーを控えており、勝利すればシティとの勝ち点差は8に開く。(c)AFP/Steven GRIFFITHS