【1月14日 AFP】レイプなどの罪に問われていたサッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するDFベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)被告(28)について、英チェスター(Chester)の陪審は13日、レイプ6件と性的暴行1件の罪について無罪評決を言い渡した。

 一方でレイプ1件とレイプ未遂1件については評決に至らず、6月26日から再審が行われることになった。

 メンディ被告は6人の女性に対する計9件の罪に問われていたが、いずれも否定していた。評決が下されると、体を前後に揺らし、顔を両手で覆った。

 弁護人は、メンディ被告について「(大半の罪について)満場一致で無罪となり喜んでいる」と明かし、「彼は他の2件の罪についても無実を証明し、人生を立て直したいと考えている」と述べた。

 所属クラブのマンチェスター・シティは「本件については保留の事案もあるため、当クラブは現時点でこれ以上のコメントをする立場にない」とした。メンディ被告は最初に起訴された2021年8月を最後に試合に出場していない。(c)AFP/Joe JACKSON