ロシア、侵攻批判の人気俳優を「外国の代理人」に
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【1月14日 AFP】ロシア当局は13日、ウクライナ侵攻に反対し、「参戦するならウクライナ側に立つ」と発言したとして、ロシア人の人気俳優アルトゥール・スモリアニノフ(Artur Smolyaninov)氏(39)を「スパイ」を意味する「外国のエージェント(代理人)」に指定した。
スモリアニノフ氏は、独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州(Novaya Gazeta Europe)」が先週公開したインタビューで「ロシアが今後どうなろうと、たとえ放射性物質で汚染された灰と化しても構わない」とも語っていた。
スモリアニノフ氏は、ソ連のアフガニスタン侵攻を描いた映画『アフガン(9th Company)』(2005年)で知られる。大勢のロシア人と同様、ウクライナ侵攻開始を受けて国外に脱出した。(c)AFP