【1月12日 AFP】22-23フランス・リーグ1は11日、第18節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-0でアンジェSCO(Angers SCO)に勝利。W杯カタール大会(2022 World Cup)でアルゼンチン代表を優勝に導いたリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、大会後初のリーグ戦出場を果たすと、得点を決めた。

 W杯による中断後、休養のためPSGの3試合を欠場していたメッシは、1週間前にトレーニングに復帰すると、この日先発に名を連ねた。

 カタールW杯で負傷した足首の治療や出場停止処分の消化のため、ここ2試合を欠場していたブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)も先発した一方、同大会決勝でハットトリックを達成したものの敗れたフランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は、休暇を許されチームを外れた。エムバペは15日に行われる次節のレンヌ(Stade Rennes FC)戦で復帰が見込まれている。

 ホームのPSGは5分、メッシからパスを受けたノルディ・ムキエレ(Nordi Mukiele)のクロスに、エムバペの欠場により再び先発の座をつかんだユーゴ・エキティケ(Hugo Ekitike)が合わせて先制した。

 PSGはベストとはいえない状態だったものの、72分にはエキティケとムキエレの絡みからメッシがクラブ公式戦で今季13点目となるゴールを決めた。

 PSGのクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督は、「メッシはしっかり回復した。リラックスしていて、フィジカル的にも素晴らしい状態だ。レオがいるとチームが見違える」と試合後にコメントした。

 首位に立つPSGは、この日引き分けに終わった2位ランス(RC Lens)との勝ち点差を6に開いている。(c)AFP/Andy SCOTT