【1月10日 CGTN Japanese】中国では2023年の春節(旧正月、今年は1月22日)を間近に控え、春節連休期間の観光市場も徐々にヒートアップしています。携程(Ctrip、旅行を扱う中国のウェブサイト)がこのほど発表した「2023年春節観光市場予測報告」によると、春節連休期間の観光目的地として、アモイの予約量が前年同期に比べ103%増加しました。

 データによると、1月5日現在、春節連休中の旅行商品の予約量は前年同期より45%上昇し、1人当たりが旅行にかける費用は同じく53%上昇しました。また、西安、張家口、延吉、紹興、白山、北海、洛陽、アモイ、安吉、舟山などは春節連休中の予約の伸びが急騰している上、費用対効果が比較的高いリゾート地とされています。

 携程研究院の業界アナリスト方沢茜氏は、「多くの人にとって、今回は新型コロナウイルスの予防・抑制措置調整後初めての『家に帰って新年を祝う』春節だ。携程プラットフォームのデータで見ると、観光商品は現在既に予約の急騰期に入っており、関連商品の価格上昇が明らかだ」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News