【1月10日 CGTN Japanese】中国で各地政府がこのほど、2022年の経済データを続々と発表し、GDP2兆元超(約39兆円)の都市が7都市になりました。この7都市は上海市、北京市、広東省深セン市、広東省広州市、重慶市、江蘇省蘇州市、四川省成都市で、主に中国の東部、中部に位置し、うち成都市は初めて2兆元を突破しました。

 また、中部の湖北省武漢市も2兆元の大台に近づいています。武漢市の今年の報告書によると、2022年の武漢の域内総生産は4.5%前後増加し、1兆9000億元(約37兆円)前後に達する見通しです。また浙江省寧波市、安徽省合肥市のGDPも上位にあります。

 2023年の見通しについて、各地政府はそれぞれ経済成長目標を発表し、うち複数のGDP1兆元超(約19兆5000億円)の都市が2023年の経済成長目標を5~7%の間にしており、全体として2022年の実質成長率を著しく上回る見通しです。これについてアナリストは、2022年の経済成長率は低いため、基数が低いことから、感染症対策の最適化後、2023年の各地の経済成長率は2022年を大幅に上回る可能性が大きいとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News