【1月10日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領は9日、入院先の米フロリダ州の病院から自身の写真をツイッター(Twitter)に投稿した。

 ボルソナロ氏は、昨年末の任期最終日を残してフロリダ州に向かい、オーランド(Orlando)で入院した。同氏は2018年の大統領選期間中に腹部を刺されて以来、数回手術を受けている。

 同氏は「きのう、新たな癒着が見つかった」とツイートし、「私の早期回復を願ってくれる人々の祈りとメッセージに感謝する」と述べた。

 前日8日にはブラジルの首都ブラジリアで、ボルソナロ氏を支持する極右勢力が連邦議会や大統領府、最高裁を襲撃した。

 ボルソナロ氏は同日夜、ツイッターでブラジリアでの事態に非難を表明する一方、同氏が支持者を扇動したとするルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領の主張を否定し、「平和的な抗議」を行う権利を擁護した。(c)AFP