【1月10日 CGTN Japanese】中国では1月8日から、新型コロナウイルス感染症に対する「乙類乙管」政策の実施が始まりました。具体的には、検疫管理対象から除外され、感染者の隔離措置や濃厚接触者の判定、高リスク地域と低リスク地域の認定といった措置が取り消され、中国への入国者は入国前48時間以内のPRC検査の結果を申告すれば、入国時に隔離措置を受ける必要が無くなります。今回の調整は、過去3年間の中国の感染症対策において、一里塚的な意義を持つ出来事です。

 北京時間1月8日11時16分、ポーランド・ワルシャワ発の北京直行便CA738便が北京首都国際空港第3ターミナルに到着しました。これが、直行便再開後に初めて北京に到着した国際便となりました。

 また、8日当日、内モングル自治区の満洲里市とエレンホト市、新疆ウイグル自治区コルガス市、雲南省の瑞麗市、磨憨鎮、河口県、黒龍江省綏芬河市、吉林省琿春市の8カ所の陸地国境道路通関地はすでに旅客輸送機能を回復しています。

 そして、香港・マカオ通関地のファストトラックも秩序正しく回復しており、香港・マカオ通行証を持つ内地住民と、内地通行証を持つ香港・マカオ住民はファストトラックを通っての通関が可能となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News