【1月9日 AFP】22-23スペイン1部リーグは8日、第16節の試合が行われ、久保建英(Takefusa Kubo)が所属する3位レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は敵地で昇格組のアルメリア(UD Almeria)を2-0で下した。復調のシーズンを送っている久保は、2トップの一角でこの日も印象的なプレーを見せた。

 ソシエダは後半開始直後、ダビド・シルバ(David Silva)の見事なパスを右サイドの深い位置で受けた久保を起点に、シルバが先制ゴールを奪取。その5分後には、ミケル・メリーノ(Mikel Merino)のパスからアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が今季リーグ戦6ゴール目となる追加点を挙げた。

 ソシエダはこれで勝ち点を32に伸ばし、4位レアル・ベティス(Real Betis)と4ポイント差、この日ホームでFCバルセロナ(FC Barcelona)に敗れて5位に転落したアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と5ポイント差としている。

 ソシエダとしては、来週末に行われるアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)とのバスクダービーを前に弾みをつける勝利となった。

 首位を走るバルセロナは、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のゴールでアトレティコを1-0で下し、今節ビジャレアル(Villarreal CF)に敗れた2位レアル・マドリード(Real Madrid)との差を3ポイントに広げた。(c)AFP