【1月8日 AFP】テニス、アデレード国際1(Adelaide International 1 2023)は7日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-4で第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)を下し、決勝進出を果たした。

 ジョコビッチは強度の高いパフォーマンスで、随所に圧巻のプレーを披露。10回目の優勝を目指す全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)へ向けて調整する中、これで昨年9月から22勝1敗と驚異的な成績を誇っている。

 第1セットではクロスに来たフォアハンド側の球を追いかけた際に左ハムストリングを気にする場面があった。一度プレーを続行した後でメディカルタイムアウトを取ったが、試合後にはけがの不安を一蹴した。

 ジョコビッチは「幸い特に深刻なものではない。もしそうだったら続けられなかっただろう。抗炎症薬を飲んで、数ゲーム後から落ち着いた」と説明し、「試合が進むにつれてハムストリングも温まり、あまり気にならなくなった。あしたになったら全く問題がなくなっているといい」と話した。

 決勝ではセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)と対戦する。コルダは西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が途中棄権したことを受け、決勝へ駒を進めた。(c)AFP