【1月7日 AFP】米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は6日、ウクライナ東部で同日行われた攻撃はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がロシア正教のクリスマスに合わせて命じた停戦が「身勝手な」策略だったことを示したと述べた。

 プライス氏は記者会見で、自身が5日にこの停戦を「身勝手以外の何物でもない」と評していたことは「きょう見た限りでは、正しかったと証明された」と述べた。

 さらに「ロシアが一時停戦を利用して部隊の再編や装備の補充を行い、最終的にはこれまで以上に激しく無慈悲な再攻撃を仕掛け、さらに死傷者が出るのではないかと懸念している」と指摘した。

 ウクライナ政府や欧州主要国も、プーチン氏の停戦に疑問の声を上げている。(c)AFP