【1月6日 AFP】ウクライナ東部バフムート（Bakhmut）で6日、ロシアが宣言した停戦の発効時刻後に、現地入りしているAFP取材班が砲撃の発射音と着弾音を聞いた。

　砲弾音があったのは、停戦が発効するとされていた日本時間同日午後6時を過ぎていた。ただ市内では、過去数日間と比べると砲撃回数は少ない。

　ロシアのウラジーミル・プーチン（Vladimir Putin）大統領は5日、東方正教会のクリスマスに当たるモスクワ時間6日正午～8日午前0時（日本時間6日午後6時～8日午前6時）の36時間にわたる停戦を命じた。ロシアとウクライナではいずれも、東方正教会のクリスマスを祝う習慣がある。

　これに先立ち、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン（Recep Tayyip Erdogan）大統領と、ウクライナ侵攻を強く支持しているロシア正教会の最高指導者キリル総主教（Patriarch Kirill）もプーチン氏に停戦を呼び掛けていた。(c)AFP