【1月3日 CGTN Japanese】中国南西部に位置する四川省文物考古研究院がこのほど、三星堆遺跡3号祭祀坑から出土した頂尊正座人物像と8号祭祀坑から出土した青銅の神獣の、3Dによる接合に成功したと発表しました。

 この2点の文化財はいずれも三星堆遺跡の最近の発掘で出土したものです。頂尊正座人物像は奇抜な形をしており、人物像はひざまずいて両手を体の前で合わせた姿で、頭には竜をかたどった精巧な装飾が施された青銅尊が載っています。

 また、青銅の神獣は長さ1メートル余り、重さは150キログラム近くで、これまでに三星堆遺跡から出土した中では最大の神獣です。神獣は頭の部分が大きく、腰が細く、四つの足には紋様が施され、さまざまな動物の特徴を取り入れて一つにしたイメージとされます。

 四川省文物考古研究院の責任者の一人である謝振斌氏によりますと、発表されたのは二つの文化財を3Dによって合体させたもので、文物本体は今のところは整理作業を終えただけで、まだ正式に復元されていないとのことです。謝氏は、「今後、他にもこれと組み合わせられるものがあるかもしれない。出土した文物の整理作業が終わり、同じ坑内の文物で接合できるものがあるかどうかを見た上で、別の坑からの出土品との接合や復元作業を考える」と語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News