ナブラチロワ氏が胸部と喉のがん公表 女子テニス界のレジェンド
発信地:パリ/フランス
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【1月3日 AFP】女子テニス界のレジェンド、マルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏(66)が2日、喉と胸部のがんを公表した。
テニスニュースサイトTennis.comに対して診断について明かしたナブラチロワ氏だが、どちらも治療可能だと付け加えている。
ナブラチロワ氏は、「この二重苦は深刻でありますが、治療は可能です」とし、「しばらくはつらいと思いますが、全力を尽くして戦うつもりです」と述べた。
昨年11月に首のリンパ節の腫れに気づいたというナブラチロワ氏。代理人はAFPの取材に対し、「腫れが引かないため生検が行われ、結果ステージ1の咽頭がんであることが判明した」と述べた。
検査中には胸部にもしこりが見つかり、また別のがんと診断された。代理人によると、がんは両方とも初期の段階で、今月から治療を開始するという。
四大大会(グランドスラム)で通算18勝を誇るナブラチロワ氏は、2010年にも乳がんを患ったが、半年後に異常なしと診断されていた。(c)AFP