【12月30日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は29日、一部の国が新型コロナウイルスの感染者が急増している中国からの入国者に対する水際対策を強化していることについて、中国から十分な情報が提供されていない状況を踏まえれば「理解できる」と述べた。

 テドロス氏は「中国からの包括的な情報がない中、各国が自国民を守れると考える方法を取るのは理解できる」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 さらに「中国に対しては、新型コロナウイルスを追跡し、最もリスクが高い層にワクチンを接種するよう引き続き呼び掛ける」「治療を続け、医療システムを守れるよう支援を継続する」としている。

 中国が新型コロナの感染が急拡大しているにもかかわらず海外旅行を解禁したことを受け、米国をはじめとする複数の国は、中国からの渡航者に検査を義務付けた。一方、欧州連合(EU)の保健機関は、現時点でそうした措置を取る理由はないとしている。(c)AFP