【12月30日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は29日、同国が新たに建造した原子力潜水艦などの軍艦の就役式に臨み、海軍を今後も強化する方針を示した。

 就役したのは、コルベット艦1隻、掃海挺1隻、弾道ミサイルの発射が可能な原子力潜水艦「大元帥スボーロフ(Generalissimus Suvorov)」など。同日に進水式が行われたもう1隻の原子力潜水艦「皇帝アレクサンドル3世(Emperor Alexander III)」は今後、試験を経て就役する予定。

 新型コロナウイルスの流行以来、公の場に姿を現すことを極力避けているプーチン氏は、今回の式典にもオンラインで参加し、新たな軍艦への国旗掲揚を指示。「われわれは各種船舶の建造ペースと量を増やし、最新鋭兵器を装備していく」と宣言した。(c)AFP