【12月23日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ(Noel Le Graet)会長は、22日に公開されたインタビューの中で、年内で契約が満了になる同国代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督に続投してほしいと明かした。

 54歳のデシャン監督は、王者として臨んだW杯カタール大会(2022 World Cup)でフランスを決勝まで導くも、PK戦の末にアルゼンチンに敗れ連覇は成し遂げられなかった。

 フランスが初優勝を果たした1998年のW杯でキャプテンを務めたデシャン監督は来週、北西部ギャンガン(Guingamp)でル・グラエ会長と会合し、2024年の欧州選手権(UEFA Euro 2024)までの契約延長を話し合う予定となっている。

 ル・グラエ会長は仏紙ウエスト・フランス(Ouest-France)に「私の意見としては、ギャンガンで解決するだろう」とコメントし、「もし彼が残りたくないなら、(話し合いは)短いものになるだろう。続投を希望する場合は、話し合いは少し長くなる」との見方を示した。「ディディエは自分の仕事をしっかりこなしている。われわれは合意に達すると考えている」

 フランスの次戦は、来年3月24日に予定されている欧州選手権予選のオランダ戦となっている。(c)AFP