【12月22日 AFP】先月末から入院しているサッカー元ブラジル代表のレジェンド、ペレ(Pele)氏(82)が、クリスマスも病院で過ごすことが分かった。入院先の病院とペレ氏の家族が21日、明かした。

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 ペレ氏が入院しているブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)市内の病院は、ペレ氏について「腎臓と心臓の機能障害に関連し、さらなるケアが必要」だと発表し、腫瘍に「進行」があったと報告。集中治療室(ICU)に入っていることは否定した。

 その後ペレ氏の娘2人が、クリスマスは父と病院で過ごすと明かし、来週にも新たな情報を伝えるとした。

 史上最高のサッカー選手と広く称されるペレ氏は、昨年9月に結腸腫瘍の除去手術を受けた。だが先月29日、手術後に受けていた化学療法を見直すとして再入院。入院後は呼吸器感染症の診断も受けている。

 今月には「緩和ケア」を受けているとも伝えられたが、娘は報道を否定している。(c)AFP