【12月21日 AFP】ボクシング、世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)とオレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)が、4団体統一戦の実施で合意したと、ベテランプロモーターのボブ・アラム(Bob Arum)氏が20日に明かした。

 WBC王者のフューリーは、3日の試合でデレック・チソラ(Derek Chisora、英国)に10回TKOで勝利し、3回目の王座防衛に成功した。

 その試合後、フューリーはリングサイドで観戦していたIBF、WBA、WBO王者のウシクに、統一戦の実現を呼び掛けていた。さらにウシクとの対決について、来年2月か3月に、サウジアラビアか英国で行うとの見通しを語っていた。

 91歳のアラム氏は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「二人は次戦、直接対決を行うことで合意した」と明かし、「今の問題は日取りと会場だ。しかし、ファイトは間違いなく実現する。来年4月までの間には行われるだろう」と話している。(c)AFP