【12月19日 AFP】ロシアの首都モスクワは18日、記録的な大雪に見舞われた。陸上交通に影響が出たほか、航空便も乱れた。

 モスクワの一部では、30センチ以上の積雪となった。気象センター「フォボス(Fobos)」によると、冬の終わりに近い2月頃よりも前に大雪となるのはまれ。これまで12月中旬に今回と同じ水準の降雪を記録したのは1993年と1989年にまでさかのぼるという。

 モスクワ市当局によれば、路上に積もった雪を除去するため、11万9000人近い人員と1万2500台超の車両が動員された。

 また、モスクワの複数の空港では、50便以上が遅延または欠航となった。(c)AFP