アルゼンチン正GK、下馬評の低さ「うれしい」 W杯決勝控え
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【12月18日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のGKエミリアーノ・マルティネス(Emiliano Martinez)は、フランスとのW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝を翌日に控えた17日、下馬評の低さをうれしく思うと述べた。
アルゼンチンの正守護神であるマルティネスは、優勝した2021年のコパ・アメリカ(2021 Copa America)での経験や、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の絶好調ぶりに乗じたいと明かした。
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)にあるマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われた昨年のコパ・アメリカ決勝で、アルゼンチンは宿敵ブラジルを下しタイトルを獲得した。
マルティネスは、そのときの勝利の記憶やメッシの存在のおかげで、チームは世界王者フランスを決して恐れることなくルサイル・スタジアム(Lusail Stadium)での決勝に臨めると語った。
「ブラジルで優勝したとき、優勝するのはブラジルだと思われていた」とコメントしたマルティネスは、「対戦相手より優れているとも劣っているとも感じないから、相手が本命だと耳にするのはいつだってうれしい」と続けた。
「そして現在も同じことが起きている。本命はフランスだと言われているが、われわれには史上最高の選手がいる」
マルティネスはまた、W杯での自身ラストマッチに勝利して自らのキャリアを飾りたいと考えているメッシが、昨年のコパ・アメリカでチームを優勝に導いてから、そのプレーレベルを新たな次元に昇華させていると述べた。
マルティネスは、「彼は身体面とサッカーの面の両方で良いプレーを見せている。コパ・アメリカのメッシを上回るのは非常に難しかったが、彼はそれをやってのけた」と続けた。
「そのことがチーム全体に活力を与えている。彼はやる気いっぱいで喜びにあふれているし、それはチームにとってすごく助かる」 (c)AFP
