【1月1日 AFP】イタリア・トリノ(Turin)の彫刻家、ナザレノ・ビオンド(Nazareno Biondo)氏が大理石で小型車「フィアット500(Fiat 500)」の実物大彫刻を制作した。

 約5年前に制作を開始した作品は、初代フィアット500の「トッポリーノ(Topolino)」を模している。この車は発売から長い年月を経た今でも、イタリアの戦後高度成長期の象徴とされており、ビオンドさんは現代の消費主義と使い捨て社会への批判としてモチーフに選んだという。素材には白大理石ビアンコ・カララの塊を使っている。

 写真の上下は、制作開始時と現在の作品の様子。(c)AFP